ハンバーグの思い出②

毒親

決して母のハンバーグを悪く言ったわけではなかったのですが、私が友人のお母さんの料理を褒め過ぎたのが不愉快だったようで急にブチギレたのでした。

自分以外の人が褒められてると貶されたような錯覚に陥る気持ち、理解はできますが、子供相手にそんなことで怒るのは大人気ないと思います。

ましてや自分が気にしている部分だったから余計に怒ったんだと思いますが、そこは怒るところじゃなくて、反省なり改善なりすべきところだったのではないかと思います。

しかし、母は反省するようなタイプではなかったのでキレまくって部屋に閉じこもってしまいました。

同じセリフを言い続けると「あれ?この言葉ってこんな響きだっけ??」ってなりますよね。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい

ごめんなさ??い??

ごめんってなんだ??ってなった頃に母が顔を出しました。

ここで失敗したらまた怒られる!!!
と思って謝罪に全力を注ぎました。

この時はなぜ母が怒っていたか明白だったので助かりました。
わからない時もあって、そう言う時は長引くことが多かったです。

まさかのご機嫌

この、許された時の安堵感は凄まじいものでした。

この後、たっぷり可愛がってもらえるので
私は自分の愚かさを反省しつつ、母は自分のことが大好きに違いないと噛み締めながらずーっと抱っこしてもらえて幸せでした。

母は身近な人の悪口を永遠に言ってるような人でした。

親の言うことの影響力は強いもので、本当に近所の大人達はろくな人間がおらず、母だけが真っ当なのだと信じきっていました。

もちろん、思春期の過程で母のヤバさには気がついて、今まで一線を置いていた他人こそが普通なのだと気がついたのですが、かなり遅い気付きだったと思います。

ろくに料理を作ってくれなかった母の料理自慢はとても不愉快です。

さらに謙遜がいやらしく、癪に触ります。
そして、そこかしこに散りばめられたマウント。

私は料理が好きですが、こだわりは強くないので
細かいレシピなどを押し付けられると面倒でついつい冷たい対応をしてしまいます。

面倒すぎて基本的には無視してしまっています。。
しかし無視していると………

父になりすまして、ラインしてきます。
怪しいなとおもいつつそっけない返信をしています。

父のふりして反応してもらって、それで満足なのかなぁ。と少し面白くなります。

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